当然、外装メンテナンスも考える

増改築相談員のいる当社は当然 塗装 もするのですが

次に考えるのは20年、30年後のメンテナンス時期です。

メンテナンスで考えるのが塗装になります。でも・・

外装の塗膜塗装を頼もうと思っても、又 内装のリフォームを頼もうと思っても

予備調査が必要になり簡単に出来なくなりました。なぜならば・・

2006年に石綿使用禁止が実施されましたが、解体工事、耐震改修工事やリフォーム工事

リノベーション工事等で手間とコストが掛かり問題になっている、アスベスト(石綿)です。

書面調査として図面を確認して、内外装関係の建材をピックアップして書き出し、

該当する建材の石綿含有製造年をデーらベースで確認し、それが現地で図面通りの建材が

使用されているかを確認し、変更または建材が違う場合試料採取し分析調査をします。

石綿が含まれていれば、その除去を先にして、工事をします。

石綿使用位置

ALCパネル(木造住宅用は35㎜)には含有していません。あるのは表面の塗料だけです。

モルタル塗りは、「モルタル混和剤」や「仕上塗材・下地調整塗材」に石綿を含有した物

があり、石綿含有建築用仕上塗材が一部使われていました。

サイディングは 石綿を含有した物が有りました。


今は石綿含有建材の使用が禁止されているので安心してください。

注意が必要なのが、石綿が含有されている塗料の上にリフォームで

高圧洗浄で汚れを落とす時は石綿含有材が飛散する恐れがあります。

今一番多いのが、エアコンの取り付けに外装に穴をあける時です。

塗装にアスベストが入っているかを事前調査し、

試験体(塗料)を採取して分析をします。

古ければ"石綿含有とみなし"て処理します。

作業は防塵マスクや専用の作業着を着用し使い廻しはしません。

石綿含有建材のはがし・撤去の作業中は別の一般作業を行わない。

飛散を防ぐ為の養生を十分にする。

報告書を提出する。などなど 費用的に高額になりえます。

こう言った事で 簡単にリフォームが出来なくなった"訳"です。

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